ダイオキシン対策工事

ダイオキシン類とは廃棄物等を焼却すると発生する物質で主に、燃えがら・ばいじんに付着し発生します(一部ガス化)。有害性については特定できていませんが、人体に悪影響を及ぼすと言われています。

ダイオキシン対策工事の流れ

  • 事前調査・施工計画書作成

     解体作業前に焼却設備の規模等を図面または現地にて確認を行い、対象物の燃え殻、付着物等のサンプリング調査を行います。
     調査結果を基に解体作業管理区域を選定し施工計画書の作成、官公庁への届出を行います。
  • 準備工事

     仮設足場を設置後、解体作業区域から粉塵の飛散や洗浄水の漏洩を防ぐ為の隔離養生工事を行います。
     また負圧集塵機などの環境資機材の設置を行い、行政機関の現場確認検査を受けます。
  • 除染工事

     解体作業管理区域のレベルに応じた作業員の保護具を装着の上、除染工事を行います。
     高圧洗浄機にて汚染対象設備を内部の隅々まで洗浄します。その後洗浄水もポンプで全て回収し廃棄物として処分します。
  • 解体作業

     ダイオキシン汚染物が取り除かれた事を確認するため、除染後のサンプリングを行い、その後本体の解体を行います。